2017年10月に開館しました「江之浦測候所」。基本設計・デザイン監修は、熱海のMOA美術館のリニューアルに伴い空間デザインを監修しました新素材研究所(杉本博司氏 榊田倫之氏 磯﨑洋才氏)。四季折々に感じる五感を愉しむのに、何度か足を運んではいかかでしょうか?まだまだ進化中で、新たな施設が計画されているようで、今後が大変楽しみです。
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「夏至光遥拝100メートルギャラリー」の先端部は12メートル持ち出しになっている。奥に見えるのは真鶴半島。
ギャラリーの壁は一枚一枚表情が違う大谷石。屋根との納まりが気になるところ。
光学硝子舞台は京都清水寺本堂で知られる懸造り。
冬至の軸線に沿って延びる「冬至光遥拝隧道」。右奥に見えるのは「夏至光遥拝100メートルギャラリー」。
床はMOA美術館で使われていた瓦の四半敷き。
「冬至光遥拝隧道」の上部。フェレント古代ローマ円形劇場遺跡を再現した観客席の壁はコンクリート小たたき仕上げ。
先端に置いてある止め石は立ち入り禁止の印。
冬至の朝は太陽光がこの70メートルの隧道を駆け抜けるとのこと。
この地に実際あった蜜柑小屋のトタン屋根を葺いた茶室「雨聴天」。天から降る雨がトタン屋根を打つ音を聴く(雨聴天)。
帰りには近所にありますパン屋さんに是非立ち寄ってみてください。
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